2012年10月16日火曜日

自律神経失調症の治療-自律訓練法

自律神経失調症の治療・改善法の1つとして自律訓練法というものがあります。
ドイツの精神科医シュルツによって考案された自己催眠法です。
これによってストレスを緩和し、症状の改善を期待することができます。
以下の通り、背景公式と6つの公式と消去動作から成り立っています。

・背景公式:気持ちが落ち着いている。
・第1公式:手足が重い。
・第2公式:手足が暖かい。
・第3公式:心臓が静かに打っている。
・第4公式:呼吸が楽になっている。
・第5公式:お腹が暖かい。
・第6公式:額が涼しい。
・消去動作:屈伸などのストレッチを行い、自己催眠を解く。


リラックスできている状態で1から6の公式を心の中で唱えて、最後は消去動作をして終わりという形です。
そのまま眠るのでしたら消去動作は省いてもOKです。
はじめから全部の公式をスムーズにできる人は極めて稀です。
継続力を持って少しづつ進めていくことが大切です。